• 非破壊検査とは
トップページ > 非破壊検査とは > 非破壊検査とは
非破壊検査とは

非破壊検査とは

非破壊検査とは一言で言うと物を壊さずに対象物の内部や表面を検査する、検査技術のことです。
様々な機器、技術を利用し構造物、工業製品、各種設備の安全性、信頼性を確認する技術です。
当社でも多数の資格免許を取得した技術員が幅広い分野で活躍しております。どちらかというと物の製造に関わる裏方の仕事なので聞きなれない方もおられると思いますがその仕事は近年、特に重要視されています。

非破壊検査の種類

※ここに書いてあるのは鋼溶接部の代表的な試験方法です。他の構造物、製品についても数多くの検査方法が存在します

超音波探傷試験(Ultrasonix Testing)

“超音波”ってご存知ですか? 言葉は知っているけど、“何”かって聞かれると困ってしまうかもしれません。
簡単に言ってしまえば、人間の耳には聞こえないような高い周波数の音波の事です。
この超音波にはいくつかの特性があって、ひとつは、金属などの物体中を伝達しやすく、ディテールのはっきりしたビーム状の音波を一定方向だけに伝達する性質があります
また、物体中を伝達している超音波が、物体の端に当たったり、違う材質の境界にあたったりした時、反射する性質も持っています。この性質を利用して、物体内部にキズや巣(小さな空洞)がないかどうかを調べるのです。

放射線透過試験(Radiographic Testing)

放射線透過試験とはX線などの放射線を利用して溶接部やコンクリートの内部の検査をする検査方法です。皆さんが一度は経験したことのある病院のレントゲン写真とほぼ原理は同じです。試験体にX線を透過させます。健全部ときずのある部分では透過度(物質を通過するX線の量)が異なりますので差がフィルムにキズの像として表れます。 X線作業主任者の資格を持った作業員が電離放射線障害防止規則に基づき撮影作業します。

磁粉探傷試験(Magnetic Particle Testing)

試験体(強磁性体)を磁化すると、試験体中に磁束が流れます。 表面または表面近傍に割れなどのきずが存在すると磁束が乱れ、ついには漏洩します。 これに磁粉を散布すると、きず部に磁粉が吸着され指示模様が形成されます。 この模様は実際のきずよりも拡大されていますので、目視観察でも精度高く検出できます。



浸透探傷試験(Penetrant Testing))

浸透探傷試験とは、試験体表面に開口した欠陥を浸透液を用いて探傷する方法で、基本的には前処理、浸透処理、洗浄処理、現像処理、観察などの諸作業から構成されます 。浸透探傷試験は、金属以外の非磁性材料にも適用できますが、多孔質のものや、極端に表面の粗いものに対しては、試験法によって適用が難しい場合もあります。この試験法が他の非破壊試験と比べ最も特徴的なことは、複雑な形状の試験体でも1回の操作で試験面全体の探傷が可能で、しかも、欠陥の方向に関係なくすべての方向の欠陥の探傷ができることです。